薪は、日本で使用される燃料の中で、唯一の再生可能エネルギー

台風14号が通過し、一気に秋めいて肌寒くなってきました。そろそろ暖房器具が恋しくなってきましたが、今年も寒くなるのでしょうか?

そんな、寒い信州におすすめなのが「薪ストーブ」です。

薪は、日本で使用される燃料の中で、唯一の再生可能エネルギーです。

 

二酸化炭素を大量に排出することで、世界的な問題になっている「地球温暖化」。その原因の一つは、私たちが日常、暖房に使っている石油やガスといった化石燃料にあります。もちろん、薪ストーブも、薪を燃やせば二酸化炭素を排出しますが、その量は、樹木が成長する過程で吸収する二酸化炭素の量とほぼ同じ。つまり、木は二酸化炭素を出した分だけ吸収する賢い燃料なのです。さらに、化石燃料には限りがありますが、薪は循環型の資源です。

弊社では、M O K Iストーブの販売代理店として薪ストーブの販売、設置をおこなっております。

 

今日は令和4年度、飯田市の「薪ストーブ・薪ボイラー・竹ボイラー設置助成金」のご案内と、薪ストーブのメリットとデメリットについてお話をさせて頂きます。

今回の飯田市の「薪ストーブ・薪ボイラー・竹ボイラー設置助成金」の受付期間は令和4年6月30日〜令和5年3月31日までです。

補助金額は、設置費用の1/2上限30,000円となります。

もちろん飯田市内の建物その他構造物に設置された薪ストーブ・薪ボイラー・竹ボイラーが条件となります。

※詳しくは、飯田市役所ゼロカーボンシティ推進課ホームページをご確認ください。

 

続いて、薪ストーブを設置するメリットをご案内いたします。メリットは大きく4つ。

①暖房に光熱費がかからない

薪ストーブは、燃料となる薪さえあれば、電気やガスに費用をかけずに暖房をすることができます。

遠赤外線の輻射熱で部屋や家全体を暖めるため、体が芯から温まります。

また、災害時に停電してしまった時なども、薪ストーブなら電気なしでも使用できるので心強いですね。

 

②調理に利用できる

薪ストーブではお湯を沸かすだけでなく、煮込み料理やお菓子作り、ピザを焼くなど料理も楽しめます。

薪ストーブがあるリビングなど、みんながいる空間で料理をすれば、家族の会話も自然と増えて団らんの楽しみも広がります。

コンロで長時間料理をする代わりに薪ストーブの上で調理をすれば、光熱費の削減にもなります。

 

③炎のゆらめきにリラックスできる

炎には癒しの効果もあります。

電気やガスとは違う薪ストーブの火が心を落ち着かせ、家族が自然と集まるスペースとなり、ぬくもりを感じられるのが魅力の一つです。

薪ストーブの前で家族が団らんで、一人でゆっくりお茶をするリラックスの場にすることもできます。

 

④おしゃれな部屋になる

薪ストーブは海外のインテリアというイメージもあり、設置すると存在感のあるおしゃれな部屋になります。

メーカーによっても形やデザインがさまざまなので、どんな雰囲気のお部屋でも合う薪ストーブを探すことができます。

 設置するだけでレトロさが演出でき、温かみもある印象になり、お部屋のコーディネートがさらに楽しめます。

 

 

また、薪ストーブにはメリットもあればデメリットもあります。

 

①部屋が暖まるまで時間がかかる

薪ストーブは薪をくべてから部屋が暖まるまで時間がかかります。

暖まった後の暖房効率には優れていますが、暖房を初めてすぐに部屋や家全体に熱が行き届くわけではありません。

 

②初期費用が高い

薪ストーブの導入時には、薪ストーブ本体の他にも煙突や、それらを設置する工事費も必要となります。今回の助成金を活用すればお得に設置することが可能です。

 

③メンテナンスの手間・費用がかかる

薪ストーブの煙突には煤などがこびりつきやすいので掃除・手入れが必要です。

掃除をする場合は煙突の上から行う必要があり危険性も高いため、専門業者に依頼するケースも多く、その分費用がかかります。

 

また薪ストーブを使用するには薪が必要です。

自分で薪を調達して薪割りや乾燥させる場合は手間がかかって大変です。

購入する場合は高額になることもありますが、化石燃料の燃料代と比べればランニングコストは安価に抑えることができます。

 

 

最後に「M O K I無縁薪ストーブ」についてご案内です。

長野県千曲市にあるモキ製作所が、世界初の「茂木プレート」を使用した「無煙薪ストーブ」を開発しました。

「茂木プレート」で800℃高温燃焼を実現。高温燃焼で発生した熱と煙は茂木プレートに依って煙突に直行せず対流燃焼を続け膨張した燃焼ガスが、茂木プレートの下を通抜ける仕組みになっています。

従来の薪ストーブは外風の強弱によって燃焼の変化がありました。無煙薪ストーブ「燃焼哲学」は針葉樹や竹や丸太など、薪の種類は選びません。高温燃焼のため25℃家中ぽかぽか。また、灰取りは月1回で十分です。

まは、灰はミネラルを含む加里肥料や消雪剤としても使うことができます。

 

そんな、薪ストーブのあるお部屋が気になる方は、お気軽に弊社にお問い合わせください。